CHICAGO
2008年3月撮影
シカゴのマコーミックコンベンションセンターで開催された世界3大科学機器展のうちの1つPITTCONを訪問したときに、仕事とは関係のない時間にぶらり歩いて撮影した写真です。
米国第二の都市シカゴは数々の映画やTVシリーズの舞台となっているのはもちろんのこと、音楽、演劇も盛んです。
早春とはいえミシガン湖を吹く風はまだまだ冷たく雪も舞い、始まったばかりのメジャーリーグのオープン戦は中止で見ることができませんでした。
Union Station
ユニオン駅
もしシカゴへ行くことがあれば行ってみたい場所がいくつかありました。
鉄道アムトラックの終着駅「ユニオン駅」もその1つ。
ここは数々の映画の舞台になったところですが私にはケビン・コスナー主演でロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー等が共演していた「アンタッチャブル」のクライマックスシーンが忘れられません。
ギャングと麻薬捜査官が繰り広げる銃撃戦のなか。
乳母車が「コン.....コン......コン」と車輪を段差に弾ませながら落ちてくる。
そんなシーンの舞台になった大階段を一目見ようと駅にやってきたのです。
車社会のアメリカで大きな駅。
やはり歴史を感じさせる重厚さに満ちていました。
そんな禁酒時代を彷彿させる建物の雰囲気と映画の1シーンを思い浮かべながら、気分はすっかり「アンタッチャブル」の世界に浸っていました。
米国へはあまり行くことがないのですが、このとき3度めの訪米にしてはじめて現地の鉄道を体験。
たまたま乗った電車が1両づつ独立した方式で連結部から隣の車両へは乗り移れない構造になっていました。
「もしなんかあったらどうしよう」
と犯罪に巻き込まれたら....という想像は米国のテレビドラマの見すぎだったのかもしれません。
雪が吹雪くシカゴの摩天楼。